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サケアートトーキョー(SAT) / PLAYGROUND

研究ノートと観察器具、小さなキャラクターを描いたSAT Fermentation Playgroundの発酵観察世界

サケアートトーキョー(SAT)は、日本酒を“詳しい人だけのもの”にしない。まず遊ぶ。ひとつ違いに気づく。気になったら、酒と作り手へ会いにいく。このゲームは、その入口です。

PLAY / 酒母の変化を触る
NOTICE / 香り・米・代謝をつなぐ
MEET / 発見を持って酒と作り手へ

PLAY IS THE DOOR. SAKE IS THE NEXT ENCOUNTER.

TOUCH / NOTICE / COMPARE

まずは、酒母に入ってみよう。

説明はあとでOK。低め・中間・高めを選んで、小さな菌たちの変化をのぞいてみます。

OBSERVATION 01 / SEED 260907

SHUBO — 酒母の中、のぞいてみる。

敵を倒すゲームじゃない。菌が働きやすい環境をつくって、変化の時間差を見てみよう。

温度の操作へ ↓
開始前· 残り72
酒母のゲーム盤

AROMA EXPERIMENT

バナナっぽい? りんごっぽい? 分子でのぞく。

香りをA/Bで比べたら、そのまま構造式へ。名前のどこが分子のどの部分なのか、酵母がどう関わるのかまで追いかけます。

発見ノートへ

SAME VIRTUAL RICE / SAME CONDITIONS

香りのキャラ、どう変わる?

ゲーム用モデル
画面は香らないので、想像でどうぞ。
酢酸イソアミル側ゲーム値 74
カプロン酸エチル側ゲーム値 32

仮想A/Bは違いを探す比較モデルです。実在酵母の分析値、ppm、完成酒の香り予測ではなく、香気量の多さを品質の点数にもしていません。

ASSOCIATION → COMPOUND → MECHANISM

出典で確認酢酸イソアミル

バナナを連想させる果実様の香りとして、清酒の評価に使われるエステルです。

分子式 C7H14O2。酵母ではイソアミルアルコールとアセチルCoAから合成され、別の酵素による分解も起こるため、一つの反応だけで量は決まりません。

この分子、代謝のどこから来る?

FRUIT IS A CLUE, NOT AN INGREDIENT

バナナも、りんごも入ってない。
香りの分子が、そう感じさせる。

果物そのものが入っている、という意味ではありません。果実を思わせる香りを共有するための言葉です。

バナナ、メロン、青りんごを版画調で描いた、香りの連想イラスト

MOLECULE BREAKDOWN

分子を、パカッと読んでみる。

出典で確認
選んだ香りの分子酢酸イソアミル分子式C₇H₁₄O₂
酢酸イソアミルの骨格式。CH₃–C(=O)–O–CH₂–CH₂–CH(CH₃)₂

骨格式 / SKELETAL FORMULA

線の角と端には炭素(C)がいて、水素(H)は省略。Oだけ文字で見えています。まずは色のかたまりで見ればOKです。

文字で書くと

CH₃–C(=O)–O–CH₂–CH₂–CH(CH₃)₂
01 / CARBON SIDE酢酸側の炭素
02 / LINK共通のつなぎ目
エステル部分
03 / ALKYL SIDEイソアミル基

①+②で酢酸の名前につながる側。③がイソアミル基です。

色は、名前と部分構造をつなぐためのガイド。もとの酸やアルコールが、そのまま混ざっている図ではありません。

確認済みの実在酵母資料
出典で確認

きょうかい1801号

日本醸造協会が高エステル生成酵母として説明している実在株です。

酢酸イソアミルとカプロン酸エチルの生産性が1601号との比較で40〜50%増と説明されています。すべての仕込みや他株一般に対する値ではありません。

条件:日本醸造協会資料に記載された1601号比。

日本醸造協会の資料 ↗
出典で確認

きょうかい901号

9号酵母と同様の性質を持つ泡なし酵母として紹介されている実在株です。

日本醸造協会は「短期醪で華やかな香りと吟醸香が高い」と説明しています。二つの香気成分の比率はこの資料にないため、比較グラフの数値には使っていません。

日本醸造協会の資料 ↗

RICE LINEAGE

酒米にも、家系図がある。

分かっている親子関係だけを、線でたどります。分からない系譜は、見栄えのために埋めません。

CROSS-BREEDING LINEAGE

三つの名を、線でたどる

出典で確認
交配親の線

品種の交配・育成の家系図であり、生物進化の系統樹ではありません。左右を母・父には割り当てていません。

MOLECULE & METABOLISM

糖、そのあとどこ行く?

炭素6個のどこが3+3に切れ、何を付け外して2つのピルビン酸になるのか。その先の発酵まで、構造式で追いかけます。

CLICKABLE REACTION MAP

どの経路を照らしますか?

教育用の簡略化

01 / START WITH SIX

まず、炭素6個に番号をふる。

グルコース由来の炭素C1からC6が一本につながった6炭素骨格
C1
C2
C3
C4
C5
C6
D-グルコースC₆H₁₂O₆
CHOCH(OH)CH(OH)CH(OH)CH(OH)CH₂OH

水の中では環状の形が多いグルコースを、ここでは炭素の行き先が見える開鎖形で並べています。

CARBON & ENERGY RECEIPT

解糖系のお会計

出典で確認

CARBON6 → 3+3

ATP−2+4=+2

NADH+2

CO₂0 / まだ出ない

10反応を5場面にまとめた教育用図解です。反応順・炭素数・収支は出典で確認し、酵素名や電荷の一部を省略しています。

TCA回路はエタノールをつくる輪ではありません。細胞のエネルギー代謝や物質の材料供給に関わる別の経路です。

酸素のON/OFFだけで呼吸と発酵が完全に切り替わる図ではありません。実際の流れは栄養や環境で変わります。

DISCOVERY NOTE

気づいたこと、持って帰ろう。

ゲームの結果、比較した香り、触れた米、たどった分子を端末内へ。外部送信せず、作品カードとして持ち帰れます。

LOCAL NOTE / VERSION 1

この端末の発見

まだ白紙です。

菌を観察したり、香りや米の関係をたどると、ここに残ります。

SAT & MAKERS

その先で、作り手に会う。

ここまで遊んだら、次は酒と作り手へ。浦里と土田、それぞれにSATが惹かれた理由をのぞきます。

研究ノートと観察器具、小さなオリジナル微生物が描かれたSAT Fermentation Playgroundの世界

SAKE ART TOKYO

酒から、つながりをひらく。

SATは、酒を入口に人・土地・文化・時間をつなぐチーム。いい酒と続けられる商いで、面白い文化を次へ手渡したいと思っています。

蔵は下請けでも能力値のキャラクターでもなく、それぞれの思想と技術を持つ共創パートナー。普段の商品では形にしにくい挑戦を、一緒につくります。

SATのはじまりを読む

Chill Laboで出会った酒を「買って帰りたい」。その声が、飲む場所の外にも出会いをつなぐ入口になりました。既存の取引や関係を大切にしながら、蔵と一緒につくるSATという形へ。

よく分からなくても、ひとつ違いに気づけばいい。この遊び場も、知識を試す場所ではなく、次の一杯や作り手に会いたくなる小さなきっかけです。

MAKER STORY / URASATO

衝撃から、信頼へ。

浦里の酒を飲んだときに私が受けた衝撃と、作り手への信頼が、この共創の核にあります。受賞歴だけで選んだ物語ではありません。

出会いの続きを読む

出発点は、肩書きではなく一杯から受けた衝撃でした。そこから酒をつくる人への信頼が育ち、共に何かを形にしたいという思いにつながっています。香りの名前を覚えた後も、その酒を前にした自分の驚きは大切にしたい。

SATの視点で綴った物語です。蔵の発言の引用ではありません。

MAKER STORY / TSUCHIDA

変化を見つめて、好きになる。

土田の酒は、私にとって最初から分かった味ではありませんでした。変化を楽しむうちに魅力が見え、微生物を観察し検証する造り手への敬愛につながりました。

変化の続きを読む

最初の印象だけで、好き嫌いを決め切らなくてもいい。時間とともに変わる酒を見つめるうちに、見えなかった面白さが見えてきました。観察し、確かめる作り手の姿勢に、SATは敬愛を向けています。

SAT側の体験に基づく物語であり、すべての商品の味や保存条件を説明するものではありません。

FROM DISCOVERY TO THE GLASS

実物が気になったら、ここから。

ゲームの勝敗は味や相性を予測しません。見つけた疑問を持ったまま、SATのお酒を見にいけます。

SHOP:準備中

EVIDENCE LIBRARY

根拠まで読む

確認した出典を読む19件 +

URLを置いただけでなく、2026年9月7日に本文または該当箇所を確認した資料です。専門家監修済みという表示ではありません。

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